いっきの釣りblog

海無県の埼玉で荒川シーバスを追いかける、釣れない釣り師のブログ

クラウドルアーズのフナさんがfimoを下山したって話

 

かつてはブログも書いていたfimoなんですが、結局はSNSの閉鎖的な感じが嫌になり、とうの昔に下山していました。

そもそも、荒川上流がメインフィールドのため、港湾部が中心のシーバス釣りとはあまり縁がない釣り師たっだもことあります。

それに、前にも触れたことがあるかもしれませんが、震災後の東京湾放射能問題について、東京湾をメインに活動しているにもかかわらず、その問題を大きく扱う事すらない姿勢に疑問を持ったからですね。

そんなfimoからクラウドルアーズブログのフナさんが下山するって話。

 下山と言えば、当時は某プロあたりがfimoからの下山を煽ってたりして、そういった面ではちょっと面白かったけど、いよいよ最後の重鎮が下山した。

まぁ、本人のブログに書いてあるのだから間違いない。

crowdlures.blog.jp

読んでもらえれば全くその通りで、多少表現方法に違和感を抱く人もいるかもしれないが、書いてあることは至極当然のことだと思う。

実際に隅田川の各所で釣りが禁止されている状況を見て、釣りSNS大手であるfimoが何をしているのか?

編集部のログにこんな記事があった。

www.fimosw.com

まぁ、色々書いているけど、一番最後には

「最終的には、誰かに責任を委ねるのでなく、個々の釣り人も含めて、全体で釣り人に対する信頼、釣りという物の社会的価値を高めていかなければ、真の解決にはたどり着かないのではないだろうか。」

と締めくくっている。

うまく誤魔化した感じだろうか。

 

本来、fimoの出発点はここにあった。

fimoはfisherman’s mountainの略でもあり、釣り・釣り人の社会的価値の向上を目指していたはずだからだ。

しかし、その結果が隅田川の釣り禁止である。

隅田川だけではなく、港湾部における釣り禁止も進んでおり、それらに対してfimoは何をしてきたのだろうか。

fimoの二大スターでもある村岡氏・大野氏がシーバス業界を牽引してきた功績は大きいと思う。

今ではシーバス釣りがひとつのジャンルとして確立したくらいだから。

今でこそ、シマノ:エクスセンスシリーズのようなシーバスに特化した商品が開発されているが、昔はそんなものは無かった。

そう思えば、fimoの功績も称えられるべきものだと言える。

が、しかしだ。

fimoの本来の理念から考えれば、シーバス業界の発展ではなく、釣り業界の発展であり、釣り人の社会的地位の向上がおこなわれなければfimoは失敗でもあるのだ。

シーバス業界を足掛かりにしようと考えていたのであれば、それこそスピードが重要で、現在でも未だにシーバス釣りから抜け出せず、結果として釣り禁止を誘発してしまったことは反省しなければならない。

ただ、バスフィッシングが外来種問題で下火になり、その受け皿にシーバスがあった面もあるので、今の状況はfimoの想像を超えているのかもしれないが。

 

このようなfimoの薄っぺらさ加減に嫌気がさして下山した人も多く、自分もその一人だったわけ。

さて、フナさんの下山がfimoにどのような影響を与えるのか、今後が楽しみである。

フナさんと言えば、様々な問題提起をしてくれる存在で、fimoにとっては無くてはならない存在だったと思う。

ある意味、アンチテーゼ的役割を持っていた人で、言葉や表現は過激だが言っていることは非常に的を得ていた。

そんな方がfimoから下山してしまうと、fimoを閲覧する唯一のブログがなくなってしまうわけで、いよいよfimoとの縁は切れることになる。

残されたつながりは、一人のソル友さんとの縁だけになるのだが、その方もブログの更新が途絶えてしまったし。

fimoの脱会も本気で考えるとしよう。