いっきの釣りblog

海無県の埼玉で荒川シーバスを追いかける、釣れない釣り師のブログ

荒川のシーバスは埼玉秩父地方の影響を受ける

 

せっかく春の訪れを肌で感じ始めた最近ですが、関東地方の天気は冬に逆戻りしてしまいましたね。

今週あたり荒川に釣りに行こうと思っていたのですが、どうやら河の中は冬のままだと思われるので、止めておこうと思います。

その理由は関東山沿いの天気にあります。

荒川の源流を辿る

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荒川は秩父の山々から流れ出た河であり、甲武信ヶ岳側からの荒川、三国山側からの中津川が合流、さらに下流で両神山や父不見山あたりからの赤平川が合流する一級河川です。

途中で入間川など、様々な河と合流していきますが、基本的に秩父の山々に降る注いだ雨が集まっていると言っていいでしょう。

そのため、荒川下流域における水質や水温・水量と言うのは、秩父地方の天候に左右されることになります。

最近のゲリラ豪雨などで、一時的に川越や入間あたりに大雨が降っても、荒川の下流域には何の影響も与えまえん。

唯一の影響はゴミが増えて、釣りにならないことでしょうか。

荒川上流の天候をチェックしよう

荒川下流域で釣りをする場合、埼玉県秩父地方の天候をチェックすることが重要になってくることはお分かりになったと思います。

特に、シーバスが狙えるエリアは、荒川河口から秋ヶ瀬取水堰までの区間。

この区間は潮汐の影響を受ける区間でもあり、上げ潮の時には東京湾から海水が流入してきます。

しかし秋ヶ瀬取水堰のおかげで、それ以上は水が上がらないため、河口~秋ヶ瀬取水堰間に水が溜まることになります。

この時、前日などに秩父地方で大雨が降っていたりすると、潮汐表以上に増水することになります。

ですので、荒川における雨の影響については、熊谷~秩父地方の天候に注意が必要になってきます。

秩父地方は雪~みぞれ

さて、今回の天候では関東の山沿いで雪、またはみぞれが降りました。

テレビのニュースでも、箱根の山々で雪かきをする光景が放送されていましたね。

秩父地方の天候をチェックしたところ、H29.3.26においてはみぞれを観測しています。

観測地点:秩父市上町3-21-38(秩父特別地域気象観測所)

観測地点は秩父駅周辺の市街地ですから、おそらく秩父の山間では雪だったと思われますね。

仮に積雪があったとすると、雪が解けて河川に流れ込む時間は、雨の場合に比べたらゆっくりです。

ですので、冷たい水が時間をかけて荒川に流れ込んでくるため、今週の釣行では水温が低くなることが予想されるのです。

本格的な荒川釣行は4月に入ってから

そろそろ釣りに行きたくなってきてはいますが、寒い日が続いているので、なかなか重い腰が上がりません。

シーバスの遡上そのものは、岩淵水門より上流側でも確認されてますので、状況があえばシーバスと出会えると思いますが、そのタイミングが難しい。

水温が安定してくる4月下旬頃までは、安定した釣果は得られないのではないでしょうか。

それでも、上流域の荒川支流には早めに入ってくる可能性もあります。

流れが弱ければベイトの遡上も増えるため、荒川本流以上にベイトが溜まっているケースも多いからです。

ただ河が細く浅いため、気温の変化が水温の変化に直結するためシーバスの出入りが早く、こちらもタイミング次第でしょうか。

初シーバスを予想すると

基本的にデイゲーム中心の釣行となりますので、ベイトが大きくなるまでは厳しいかもしれません。

梅雨時期には手長エビなどの甲殻類がベイトになりますが、それまでは上流域でのデイシーバスは難しいでしょう。

予想では5月のゴールデンウィークが終わってからではないか。

そう思っています。

まぁ、このブログは釣れない釣り師のブログなので、釣果を期待せず、ゆっくりスタートとしましょうかね。