いっきの釣りblog

海無県の埼玉で荒川シーバスを追いかける、釣れない釣り師のブログ

【初心者向け】シーバス用のリールは何がいい?おさえておきたい3つのポイント

これからシーバス釣りを始めようと思っている人にとって、ロッドやリールといった「道具」をどう揃えたらいいのか分からないのではないでしょうか。

自分も初めて道具を揃える際に、様々なネット情報を調べたりしました。

結果的に、リールに関しては十分なものを購入できましたが、ロッドの方はちょっと間違えてしまった感じがあります。

そこで、今回は初心者が最初に買うべきシーバス用の「リール」についてまとめてみました。

はじめに

シーバス用のリールと一口に言っても、様々なメーカー、様々な種類のリールがあります。

一般的な釣り具メーカーとしては「シマノ」や「ダイワ」が有名ですよね。

それとは別に「アブガルシア」や「リョービ」といったメーカーもあります。

リョービは釣り具チェーン上州屋に譲渡されてしまったので、ある意味、上州屋のプライベートブランドと言えます。

さて、そんなリールメーカー事情も踏まえ、初心者の方が最初に買うべきリールについて考えてみましょう。

 

最上位機種のステラやイグジストは止めておこう

2大メーカーの最上位クラスとも言える「ステラ」や「イグジスト」は、いつか所有したい憧れのリール。

でも、初心者~中級者の方が手にしても使いこなせないので止めておきましょう。

シーバス釣りにおいては、確かに繊細な釣りをする場合もありますが、それはベテランの域に達した人達。

初心者のうちは、バイブレーションの早巻きだったり、ミノープラグのタダ巻きだったりと、シーバスのバイトがハッキリ出る釣り方のほうが向いてます。

ですから最上位機種を買う必要もなく、中位クラスで十分なんですね。

「ステラ」や「イグジスト」を買っても、シーバスは釣れませんよ。

 

2大メーカーであること

まず一つ目のポイントとしては、「2大メーカーであること」です。

決して、アブガルシアやリョービが悪いというわけではありません。

ただ、最初の1台には相応しくないからです。

その理由は、多くの人が「シマノ」「ダイワ」のリールを使用している点です。

有名アングラーを始めとする大勢のシーバスアングラーが、この2大メーカーのリールを使用しています。

これは、2大メーカーのリールが信頼に足る商品であることを証明しています。

もちろんメーカーとの契約で、契約メーカーの商品を使わなければならない面もあるでしょう。

しかし、多くのアングラーがこの2大メーカーのリールを使っていることを考えれば、最初の1台として考えたとき、一番最適な選択と言うことです。

また、これからシーバス釣りを始めるにあたり、おそらく一人で始めるのではなく友人の影響などもあると思います。

そうなると、お互いに道具について話に花が咲くなんてことも、よくある話。

そんな時に、少数派のリールを使っていては話が盛り上がりません。

釣りの楽しさは、釣ることだけではありませんからね。

 

オールマイティであること

次に大切にしたいポイントとしては「オールマイティであること」です。

シーバス用によく使われるリールは、シーバス以外にも使える汎用性があります。

例えばクロダイとか、アオリイカとか。

もちろん船釣りでも使えるリールです。

しかし、間違えていけないのはリールの糸巻き量。

シーバスに特化したリールの場合、形式によっては巻ける糸の量が少ない機種もあります。(いわゆるシャロ―スプールというもの)

そうなると船釣りでは使いずらかったり、糸の種類が限定されたりしてしまいます。

ですから、最初の1台として考えた場合にはシーバス釣りに特化せず、一般的なサイズ・糸巻き量のあるリールにするべきでしょうね。

また、糸巻きスピードもポイントになります。

シーバスに特化したリールの場合、ハンドル1回転で巻き取ることが出来る長さが90cm以上というリールもあります。(ハイギヤ・エクストラハイギヤなど)

シーバスゲームではデイゲーム・ナイトゲームと、状況にあわせた道具選びも必要になるのですが、最初からそこまで考える必要はなく、どちらでも使えるものがいいでしょう。

とにかく、オールマイティに使えることが重要です。

 

長く使えること

シーバス用リールに求められることは「長く使えること」です。

それは「耐久性」と言い換えてもいいでしょう。

ハッキリ言えば、リールは消耗品です。

内部のギヤやベアリングも使っているうちに摩耗してきますし、バネ等の劣化もあるでしょう。

機械である以上、こういった消耗は避けて通れないのですが、1シーズンで使い物にならなくなるようなリールでは問題外。

一定の耐久性が必要となります。

耐久性と一口に言っても、ただ壊れないならいいのか?という点がありますよね。

例え壊れなくてもハンドルを回したフィーリングが、時間とともに悪くなる。

よく言われる「ゴリ感」というものです。

普段からメンテナンスをしていても、長く使っていれば必ず出てくるものです。

このゴリ感がどの程度の期間で生じるか。

当然、初期不良は別ですよ。

シーバス釣りをやり込む期間、壊れず快適に使えるリールを選びましょう。

 

まとめ

以上、初心者向けのリール選びについてまとめてみました。

3つのポイントを満たすリールとしては、「シマノ」「ダイワ」で大きさが2000番から3000番程度、ノーマルギヤで通常スプールのリールということになります。

値段的に言えば、今までに使用してみた感想として15,000円~20,000円程度のリールであれば間違いないでしょう。

もちろん、10,000円以下のリールでも使えないことはありませんが、ドラグ性能や細かい部分まで考慮すると、少し物足りない。

すぐに他のリールが欲しくなってしまっては無駄な出費となりますから、やはりそこそこのリールを選んでおきたいものですね。

実際にどんな機種がいいのかは、また別の機会に紹介します。

ご参考になれば幸いです。

以上。